漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
年に一度会社の健康診断があります。
例年、悪玉コレステロール値は高かったのですが、今年は総合的に診て、再検査を促されました。
すると、脂質異常症であるとの結果でした。
やはり、病名をつけられるとショックで・・・しばらくは、病院の薬を飲んでいました。
一時数値は下がるものの、また元のもくあみに・・・おまけに全身の倦怠感まで出てきてしまい、毎日しんどくて会社へ行くのもやっとの思いでした。
そんな私を見て家内が自分の通っている漢方薬局のお店へ行ったら?と促してくれました。
家内の調子が良くなっているのを傍で見ていて、自分も漢方で何とかしたいなと思いました。
病院のお薬は、数値的には範囲内に入るものの、私の肝臓には負担がかかっているようでした。
そのため、倦怠感ほか不調になったようです。
そこで、肝機能そのものを助けて代謝を上げ、ストレスを緩和し、症状を緩和させる方法にしました。
漢方薬と言っても粉薬と錠剤で非常に飲みやすく、難なく続けられました。
そういえば、最近お酒が美味しくなった気もします。
ただ、家内に叱られるので、ひそかに吞んでいます。
そして、1年後の今年の検査では、数値も正常範囲内に治まり、脂質異常症と言われることはなくなりました。
もちろん、身体の調子も抜群です!
肝臓の疲弊は、慢性疲を間違いなく伴います。
寝ても疲れが改善されず、お酒はやめられず、仕事も残業続きで、ストレスも年齢と共に増える一方・・・・
とにかく、カラダを労わることが必要なのですが、それがなかなか叶わない毎日の繰り返し。
そのような人は毎年増えているような気がします。
カラダが正常に働ける環境づくりをすることが求められます。
今回は、肝機能の改善を基本として、食養生も徹底していただきました。
日ごろから、奥様が漢方や食養生に関心があるので、ご家族で協力しあえたことも、改善を促しやすかったのでしょう。
ご夫婦で益々健康になられて、心身ともに充実した毎日をお過ごしくださいませ。
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